カメムシの匂いがわからない

お絵かき

 

毎年夏になると謎のこまかい虫が窓に張り付き死に、窓の外に雪のように積もったり、
手のひら大の 蛾 が大量発生してコンビニの外壁が 壁っていうか蛾 になるようなど田舎に住んでいたのに私は、カメムシの匂いがわからない。

「カメムシって臭いよねぇ」
「カメムシっぽいにおいする」

なんて言われてもそれが一体どういうものなのか分からなかった。

 

数日前洗濯物をたたんでいると手に カサッ…とした感触があって見ると、カメムシが居た。

ギャッッッ!!! と手をブンブン振って払い落としたあと
「これはチャンスだ!!!」と思った。

それを知っている人が多くいるのに分からない状態がとっても悔しい。
ブンブンやっちゃったからきっと警戒しているに違いない。さぁ、出すんだにおいを!!

 

畳の上に着地したカメムシと対峙する。

黒いまだら模様がかっこいい。触ってみる。カチっとした感触がちょっとドキドキする。
手のひらに乗せてみる。おとなしい。
「君さ、くさいくさいと嫌われてるよね。そんなに臭いのかい?」話しかけてみる。

左手から右手に渡ってきて、楽しそうに散歩している。
黒目が丸くつやっと光ってる。全然においがしない。

また左手に渡って膝に乗せて見つめ合ったあと、
「洗濯物にくっつくのやめてね」とお外に逃してやった。

逃したあと、どうしても絵にしたくてやっと描けたから今すごくニコニコしてる。

人間と仲良くなれない代わりに虫と仲良くなりがち。カメムシの匂い、わかる日はくるのかなぁ。

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